短答過去問解説♪

弁理士短答試験に独学で挑戦しよう!短答過去問をももが枝毎に解説するよ♪これで予備校に行かなくても大丈夫!

平成26年度短答第9問(著作権法)

〔9〕著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。
1 音楽CDに施された権利管理情報を除去する行為は、営利目的がなければ、刑事罰の対象とならない。

【答え】〇

~☆ももの解説☆~

権利管理情報を除去する行為は、著作権の侵害(著113条3項2号)ではあるけど、営利目的でなければ、刑事罰のはならないよ♪(著120条の2第3号)


海賊版であることを知らずに映画のDVDを仕入れた小売業者は、そのDVDが海賊版であることを知った後も、当該映画の著作権者の許諾なしにそのDVDを販売することができる。

【答え】✕
~☆ももの解説☆~

知らずに入手しても、知ってから頒布すれば侵害だよ♪


3 アマチュアのストリート・ミュージシャンが、多くの通行人を聴衆として、対価を受けることなく、駅前で音楽を演奏する場合、その音楽の著作権者の許諾を得る必要があ る。

【答え】✕
~☆ももの解説☆~

対価を受けていないので、許諾は不要だよ♪(著38条1項)


4 放送局が、オリンピック大会の競技結果をニュース番組で報道する場合、そのオリンピック大会の公認テーマ曲を当該番組の冒頭で流す行為について、そのテーマ曲の著作権者の許諾を得る必要はない。

【答え】✕
~☆ももの解説☆~

放送局が許諾なしにテーマ曲を流すのは、公衆送信権の侵害になるよ♪


映画の著作物の著作権の存続期間が満了した後であっても、その映画をテレビ放送する放送局は、その映画の原作小説の著作権者の許諾を得る必要がある

【答え】✕
~☆ももの解説☆~

映画の著作物の存続期間が満了したら、原作の著作権も消滅するよ♪(著54条2項)