平成24年度弁理士短答第53問(著作権法)
〔53〕著作権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。
1 著作権者は、DVD録画機の製造者に対して、私的録音録画補償金の支払を請求することはできない。
【答え】〇
~☆ももの解説☆~
DVD録画機の製造者は、著作物を直接使う人じゃないから、補償金支払は不要だよ♪
2 国立大学法人の附属図書館の館長は、インターネット資料を収集し保存するために、 著作物を記録媒体に記録することができる。
【答え】✕
~☆ももの解説☆~
「国立国会図書館の館長」が正解だよ♪(著42条の4第1項)
相当偉い人じゃないとダメみたいだね♪これは覚えてないときついかも・・・(´・ω・`)
3 情報公開請求の対象に著作物が含まれているとしても、著作権者は、行政機関に対して、開示のための複製物の作成の差止めを求めることができない。
【答え】〇
~☆ももの解説☆~
情報公開請求の対象なら著作物を複製できるよ♪
だから、差止めはできないよ♪
4 絵の鑑定書の中に、鑑定対象を特定するためにその絵の写真を載せても、複製権の侵害とはならない。
【答え】〇
~☆ももの解説☆~
鑑定書に写真を載せるのは、引用として許されるよ♪
5 東京都知事が都議会に提出するために、論文を複製しても、複製権の侵害とはならない。
【答え】〇
~☆ももの解説☆~
行政の目的(都議会に提出)なら、複製可能だよ♪(著42条1項)