短答過去問解説♪

弁理士短答試験に独学で挑戦しよう!短答過去問をももが枝毎に解説するよ♪これで予備校に行かなくても大丈夫!

平成29年度弁理士短答第5問(著作権法)

著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。 1 適法に販売された漫画作品の複製物について、その中古本を仕入れた古書店が顧客を相手にそれを販売する行為は、譲渡権の侵害になる。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 適法に譲渡(販売)された後は、譲…

平成29年度弁理士短答第4問(著作権法)

著作者人格権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。 1 コンピュータ・プログラムの著作物を工業製品の一部に組み込む場合に著作者の表示を省略することは、仮に著作者が創作者であることを主張する利益を害するおそれがないとしても、当該著作者の…

平成29年度弁理士短答第3問(著作権法)

著作権及び出版権について、次のうち、最も適切なものは、どれか。 1 匿名で小説を出版した小説家が、その出版後50年を経過した後に、本名を著作者名として出版した場合、その小説の著作権は、著作者の死後50 年間存続する。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 公…

平成29年度弁理士短答第2問(著作権法)

著作隣接権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。 1 放送局甲が放送した放送番組を放送局乙が受信して再放送した場合、放送局乙は、再放送につき著作隣接権を取得する。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 放送事業者(放送局)には、放送を受信して再放…

平成29年度弁理士短答第1問(著作権法)

著作物に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。 1 日本国民の著作物は、日本国内で発行されない限り、わが国の著作権法による保護を受けることはできない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 外国で発行されても、日本国民の著作物なら、保護を受けられる…

平成28年度弁理士短答第5問(著作権法)

著作者人格権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。 1 法人の著作者人格権は、著作権の存続期間の満了とともに消滅する。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 著作者人格権は法人が解散したときに消滅するから、50年後に消滅する著作権とは存続期間が異な…

平成28年度弁理士短答第4問(著作権法)

著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。 1 画家甲が、自己の創作した絵画の原作品Aを、他人に譲渡しないことを友人乙に約束させた上で乙に譲渡した。乙がAを画商丙に譲渡した場合に、丙がAを画廊で販売する行為は、甲の譲渡権の侵害となる…

平成28年度弁理士短答第3問(著作権法)

著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 社内の会議用資料として新聞記事をコピーする行為は、頒布が目的でなければ、当該記事の複製権の侵害とならない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 仕事の目的(会議用資料)なら、複製権の侵害だよ♪ 2 …

平成28年度弁理士短答第2問(著作権法)

著作権法に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 陶芸家甲が創作した美術工芸品である絵皿を、写真家乙がレンズの選択やシャッター速度等に工夫を凝らして写真に撮影した。出版社丙が、その写真をカレンダーに利用する場合、甲と乙の両者から許諾…

平成28年度弁理士短答第1問(著作権法)

著作権法に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 就職活動中の学生甲が作成し乙社に提出した志望理由書の著作権及び著作者人格権は、 乙社の募集要項に、これらの権利が乙社に帰属する旨が明記されている場合には、乙社が有する。 【答え】✕ ~☆も…

平成26年度弁理士短答第51問(著作権法)

〔51〕著作権法に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 高校生の描いた絵画が、本人の許諾を受けて当該高校の文化祭で展示された。その絵画が掲載された当該高校のパンフレットを校外に配布する行為は、公表権の侵害となる。 【答え】✕ ~☆ももの解…

平成26年度短答第33問(著作権法)

〔33〕著作権及び著作者人格権の帰属に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 甲が行った講演について、その録音に基づき、逐語的にそのまま文書化した乙は、その文書について著作権及び著作者人格権を有する。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 「逐語的…

平成27年度短答第48問(著作権法)

〔48〕著作者人格権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 著名な建築家甲の設計した住宅について、その所有者乙が家族構成の変化に伴い子供部屋を増築する行為は、甲の同一性保持権の侵害とならない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 建築物(住…

平成27年度弁理士短答第42問(著作権法)

〔42〕著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 ある一人の政治家の政治上の公開演説を集めた書籍を出版する行為は、当該演説の著 作権の侵害となる。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ ある一人の政治家の演説(同一の著作者のもの)を編集した書…

平成22年度弁理士短答第22問(著作権法)

〔22〕著作者人格権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 建物の屋根の雨漏りを修理した結果、その天井に描かれた天井画の一部が失われた場合、当該天井画の著作者の同一性保持権の侵害を構成する。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 建物の増改築は、…

平成27年度弁理士短答第3問(著作権法)

〔3〕著作隣接権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 レコード製作者の著作隣接権の存続期間は、レコードの発行が行われた日の属する年 の翌年から起算して50年を経過した時をもって満了する。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ レコード→発行翌…

平成27年度弁理士短答第10問(著作権法)

〔10〕著作物に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 国の作成した白書は、著作権法上の保護の対象とはならない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 国の「告示、訓令、通達」等は著作権法の保護対象とならない(著13条2号)んだけど、「白書」はなるよ…

平成25年度弁理士短答第47問(著作権法)

〔47〕著作権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 大学教員が、担当する講義において学生に配布するために、他人の未公表の論文を複 製する行為は、講義で使用する必要があり、それに必要な範囲に限られているのであれば、複製権の侵害とはな…

平成21年度弁理士短答第34問(著作権法)

〔34〕著作隣接権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 実演家の許諾を得て放送された実演について、実演家の録音権は、放送のための固定や送信可能化のための固定に及ばない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ いわゆる「ワンチャンス主義」で放送の…

平成22年度弁理士短答第51問(著作権法)

〔51〕著作隣接権等に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 映画製作者と契約して、映画の1シーンのために、パブのステージで歌唱する流行歌手を演じた歌手は、その映画がDVD化されても差止請求できないが、その映画が歌手に無断でテレビ放送さ…

平成22年度弁理士短答第59問(著作権法)

〔59〕著作権の効力に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 著作者甲は、その著作物について、複製権を乙に譲渡した場合、乙による複製を差し止めることはできないが、第三者丙による複製については、乙から丙が許諾を受けていない限り、差し止める…

平成24年度弁理士短答第36問(著作権法)

〔36〕著作者人格権に関し、次のうち、も不適切なものは、どれか。1 放送局の従業員であるディレクターは、その放送局のテレビ番組を演出した場合、勤務規則の定めに従って、その番組の著作者人格権を取得することがある。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 「…

平成24年度弁理士短答第40問(著作権法)

〔40〕著作物又は著作者に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 「白鳥の湖」の振付けは、著作物として保護されない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 振付けも著作物だよ♪ ちなみに踊りそのものは実演に該当するから、ついでに覚えておこう♪ 2 研…

平成24年度弁理士短答第10問(著作権法)

〔10〕著作隣接権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 聴衆が、自分で視聴するために、コンサートをビデオカメラで撮影することは、歌手の著作隣接権を侵害しない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 自分で視聴するためなので、録画権を侵害しない…

平成24年度弁理士短答第53問(著作権法)

〔53〕著作権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 著作権者は、DVD録画機の製造者に対して、私的録音録画補償金の支払を請求することはできない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ DVD録画機の製造者は、著作物を直接使う人じゃないから、補償金…

平成24年度弁理士短答第50問(著作権法)

〔50〕著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 詩の著作権者の許諾なく、その詩を朗読した映像を放送することは、口述権の侵害となる。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 公衆送信(映像の放送)は、「口述」ではないよ♪(著2条7項かっこ書) ち…

平成25年度弁理士短答第51問(著作権法)

〔51〕著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 建物の外壁に描かれた絵画を、絵はがきにして販売するために、写真に撮って印刷する行為は、その絵画の複製権の侵害とはならない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 販売するために複製(撮影→印刷…

平成25年度弁理士短答第18問(著作権法)

〔18〕著作者人格権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 コンピュータ・プログラムの著作者の氏名を表示しなくとも、当該コンピュータ・プログラムを組み込んだ製品を製造販売することができる。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 利益を害するお…

平成25年度弁理士短答第39問(著作権法)

〔39〕著作物に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 建売住宅は、建築の著作物とはならない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 建売住宅は「多数の同種の設計」のため、著作物ではないよ♪(グルニエ・ダイン事件) 2 刺身包丁は、著作物とはならな…

平成25年度弁理士短答第24問(著作権法)

〔24〕著作権及び著作隣接権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 甲が執筆した詩を、乙が朗読会で朗詠した。その朗読会が非営利かつ無料で開催され、乙も報酬を得ていない場合には、丙がこれを録画し、DVDとして販売しても、 甲の著作権及び乙…