短答過去問解説♪

弁理士短答試験に独学で挑戦しよう!短答過去問をももが枝毎に解説するよ♪これで予備校に行かなくても大丈夫!

2017-10-20から1日間の記事一覧

平成27年度短答第48問(著作権法)

〔48〕著作者人格権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 著名な建築家甲の設計した住宅について、その所有者乙が家族構成の変化に伴い子供部屋を増築する行為は、甲の同一性保持権の侵害とならない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 建築物(住…

平成27年度弁理士短答第42問(著作権法)

〔42〕著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 ある一人の政治家の政治上の公開演説を集めた書籍を出版する行為は、当該演説の著 作権の侵害となる。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ ある一人の政治家の演説(同一の著作者のもの)を編集した書…

平成22年度弁理士短答第22問(著作権法)

〔22〕著作者人格権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 建物の屋根の雨漏りを修理した結果、その天井に描かれた天井画の一部が失われた場合、当該天井画の著作者の同一性保持権の侵害を構成する。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 建物の増改築は、…

平成27年度弁理士短答第3問(著作権法)

〔3〕著作隣接権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 レコード製作者の著作隣接権の存続期間は、レコードの発行が行われた日の属する年 の翌年から起算して50年を経過した時をもって満了する。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ レコード→発行翌…

平成27年度弁理士短答第10問(著作権法)

〔10〕著作物に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 国の作成した白書は、著作権法上の保護の対象とはならない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 国の「告示、訓令、通達」等は著作権法の保護対象とならない(著13条2号)んだけど、「白書」はなるよ…

平成25年度弁理士短答第47問(著作権法)

〔47〕著作権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 大学教員が、担当する講義において学生に配布するために、他人の未公表の論文を複 製する行為は、講義で使用する必要があり、それに必要な範囲に限られているのであれば、複製権の侵害とはな…

平成21年度弁理士短答第34問(著作権法)

〔34〕著作隣接権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 実演家の許諾を得て放送された実演について、実演家の録音権は、放送のための固定や送信可能化のための固定に及ばない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ いわゆる「ワンチャンス主義」で放送の…

平成22年度弁理士短答第51問(著作権法)

〔51〕著作隣接権等に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 映画製作者と契約して、映画の1シーンのために、パブのステージで歌唱する流行歌手を演じた歌手は、その映画がDVD化されても差止請求できないが、その映画が歌手に無断でテレビ放送さ…

平成22年度弁理士短答第59問(著作権法)

〔59〕著作権の効力に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 著作者甲は、その著作物について、複製権を乙に譲渡した場合、乙による複製を差し止めることはできないが、第三者丙による複製については、乙から丙が許諾を受けていない限り、差し止める…

平成24年度弁理士短答第36問(著作権法)

〔36〕著作者人格権に関し、次のうち、も不適切なものは、どれか。1 放送局の従業員であるディレクターは、その放送局のテレビ番組を演出した場合、勤務規則の定めに従って、その番組の著作者人格権を取得することがある。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 「…

平成24年度弁理士短答第40問(著作権法)

〔40〕著作物又は著作者に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 「白鳥の湖」の振付けは、著作物として保護されない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 振付けも著作物だよ♪ ちなみに踊りそのものは実演に該当するから、ついでに覚えておこう♪ 2 研…

平成24年度弁理士短答第10問(著作権法)

〔10〕著作隣接権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 聴衆が、自分で視聴するために、コンサートをビデオカメラで撮影することは、歌手の著作隣接権を侵害しない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 自分で視聴するためなので、録画権を侵害しない…

平成24年度弁理士短答第53問(著作権法)

〔53〕著作権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 著作権者は、DVD録画機の製造者に対して、私的録音録画補償金の支払を請求することはできない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ DVD録画機の製造者は、著作物を直接使う人じゃないから、補償金…

平成24年度弁理士短答第50問(著作権法)

〔50〕著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 詩の著作権者の許諾なく、その詩を朗読した映像を放送することは、口述権の侵害となる。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 公衆送信(映像の放送)は、「口述」ではないよ♪(著2条7項かっこ書) ち…

平成25年度弁理士短答第51問(著作権法)

〔51〕著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 建物の外壁に描かれた絵画を、絵はがきにして販売するために、写真に撮って印刷する行為は、その絵画の複製権の侵害とはならない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 販売するために複製(撮影→印刷…

平成25年度弁理士短答第18問(著作権法)

〔18〕著作者人格権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 コンピュータ・プログラムの著作者の氏名を表示しなくとも、当該コンピュータ・プログラムを組み込んだ製品を製造販売することができる。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 利益を害するお…

平成25年度弁理士短答第39問(著作権法)

〔39〕著作物に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 建売住宅は、建築の著作物とはならない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 建売住宅は「多数の同種の設計」のため、著作物ではないよ♪(グルニエ・ダイン事件) 2 刺身包丁は、著作物とはならな…

平成25年度弁理士短答第24問(著作権法)

〔24〕著作権及び著作隣接権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 甲が執筆した詩を、乙が朗読会で朗詠した。その朗読会が非営利かつ無料で開催され、乙も報酬を得ていない場合には、丙がこれを録画し、DVDとして販売しても、 甲の著作権及び乙…

平成26年度弁理士短答第42問(著作権法)

〔42〕著作隣接権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 高原の風景と鳥のさえずりを録画したDVDの製作者は、レコード製作者として著作隣接権を有する。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ DVD(音+映像)はレコード(音のみを固定)ではないので、隣接…

平成26年度弁理士短答第55問(著作権法)

〔55〕著作権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 美術館が、その所有する絵画の原作品を、他の美術館に有料で貸与する場合、当該絵 画の著作権者の許諾を得る必要はない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 「原作品」だから貸与してもOKだよ♪ (…

平成26年度短答第9問(著作権法)

〔9〕著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 音楽CDに施された権利管理情報を除去する行為は、営利目的がなければ、刑事罰の対象とならない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 権利管理情報を除去する行為は、著作権の侵害(著113条3項2号)…

平成27年度弁理士短答第49問(著作権法)

〔49〕著作権の帰属に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 研究者甲が、研究者乙の実験データを盗用し、自ら行った実験のデータであると偽って研究論文を執筆した場合、甲は当該論文の著作者とはならない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ たとえ実験…