短答過去問解説♪

弁理士短答試験に独学で挑戦しよう!短答過去問をももが枝毎に解説するよ♪これで予備校に行かなくても大丈夫!

平成26年度弁理士短答第42問(著作権法)

〔42〕著作隣接権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。
1 高原の風景と鳥のさえずりを録画したDVDの製作者は、レコード製作者として著作隣接権を有する。

【答え】✕

~☆ももの解説☆~

DVD(音+映像)レコード(音のみを固定)ではないので、隣接権はないよ♪


2 放送局は、市販されているCDを音源として用いて楽曲を放送する場合、そのCDのレコード製作者の許諾を得る必要がある。

【答え】✕
~☆ももの解説☆~

レコード製作者に放送権はない(著92条1項)から、許諾は不要だよ♪


3 俳優は、自己の演技が録画されている映画のDVDがレンタル店で貸与される場合、そのDVDが最初に販売された日から起算して1月以上12月を超えない範囲内において政令で定める期間を経過するまで、貸与権を有する。

【答え】✕
~☆ももの解説☆~

DVD(音+映像)レコード(音のみを固定)ではないので、実演家(俳優)は貸与権を有しないよ♪


4 歌手は、自己の歌唱が録音されているCDが発売される場合、そのCDに自己の氏名を表示する権利を有する。

【答え】〇
~☆ももの解説☆~

実演家(歌手)にも氏名表示権と同一性保持権があるよ♪

ちなみに、公表権はないのでついでに覚えておこう☆


5 放送番組を無断で改変し放送事業者の名誉や声望を害する行為は、その放送事業者の同一性保持権を侵害する。

【答え】✕
~☆ももの解説☆~

放送事業者に同一性保持権はないよ♪

著作隣接権者の中で人格権があるのは実演家だけなんだ♪