短答過去問解説♪

弁理士短答試験に独学で挑戦しよう!短答過去問をももが枝毎に解説するよ♪これで予備校に行かなくても大丈夫!

平成26年度弁理士短答第42問(著作権法)

〔42〕著作隣接権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 高原の風景と鳥のさえずりを録画したDVDの製作者は、レコード製作者として著作隣接権を有する。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ DVD(音+映像)はレコード(音のみを固定)ではないので、隣接…

平成26年度弁理士短答第55問(著作権法)

〔55〕著作権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 美術館が、その所有する絵画の原作品を、他の美術館に有料で貸与する場合、当該絵 画の著作権者の許諾を得る必要はない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 「原作品」だから貸与してもOKだよ♪ (…

平成26年度短答第9問(著作権法)

〔9〕著作権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 音楽CDに施された権利管理情報を除去する行為は、営利目的がなければ、刑事罰の対象とならない。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 権利管理情報を除去する行為は、著作権の侵害(著113条3項2号)…

平成27年度弁理士短答第49問(著作権法)

〔49〕著作権の帰属に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 研究者甲が、研究者乙の実験データを盗用し、自ら行った実験のデータであると偽って研究論文を執筆した場合、甲は当該論文の著作者とはならない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ たとえ実験…

平成22年度短答第34問(著作権法)

〔34〕映画の著作物に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 映画のために作曲された映画音楽の著作権は、当該映画の著作物の著作権存続期間の満了と同時に、消滅する。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 「映画音楽」は「原作」じゃないので、消滅しない…

平成22年度短答第5問(著作権法)

〔5〕共同著作物に関し、次の(イ)~(ニ)のうち、正しいものは、いくつあるか。(イ) 共同著作物である小説が第三者により無断で出版されている場合、各共同著作者は、単独で差止めを請求できる。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 共同著作者は単独で差止めできるよ…

平成23年度短答第60問(著作権法)

〔60〕著作物に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 交際相手にあてた私信という程度の手紙も著作物となる。 【答え】〇 ~☆ももの解説☆~ 私信という程度の手紙も著作物だよ♪(著2条1項1号) 2 パントマイムも著作物となる。 【答え】〇~☆…

平成23年度短答第50問(著作権法)

〔50〕著作権の帰属に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 辞書の編集過程において紙面の割り付け方針を示した者は、著作者となる。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 編集著作物(紙面)の割り付け方針(レイアウト)は特段の事情がない限り、著作物性…

平成23年度短答第20問(著作権法)

〔20〕著作権法上の実演家の権利に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。1 オペラの上演において、オペラ歌手は実演家としての保護を受けるが、オペ ラを演出する監督は実演家としての保護を受けない。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 実演を演出する者…

平成23年度短答第41問(著作権法)

〔41〕著作権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 インターネット・オークションで、自己の所有する版画を販売するために、 その版画の著作権者の許諾を得ることなく、デジタルカメラでその版画を撮影し、オークション・サイトに掲載する行為…

平成23年度短答第4問(著作権法)

〔4〕著作者人格権に関し、次のうち、最も不適切なものは、どれか。1 未公表の著作物の著作権を著作者が譲渡した場合は、公表に同意したものとみなされる。 【答え】✕ ~☆ももの解説☆~ 公表に同意したと「推定される」だけだよ♪(著18条2項1号)。「み…

H29特実Q3

Q3.特許法に規定する手続きに関し、次の(イ)~(ホ)のうち、正しいものは、いくつあるか。 ただし、特に文中に示した場合を除いて、特許出願は、外国語書面出願、国際出願に係る特許出願、特許出願の分割に係る新たな特許出願、出願の変更に係る特許出願又…

H29特実Q1

Q1.特許法等に規定する訴え又は罰則に関し、次のうち、正しいものは、どれか。 1 裁判所は、特許無効審判の審決に対する訴え及び実用新案登録無効審判の審決に対する訴えにつき、裁判により訴訟手続が完結した場合は、特許庁長官に対し、各審級の裁判の正…

H28 特実Q20

Q20.特許法第29条の2(いわゆる拡大された範囲の先願)及び第39条(先願)に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、正しいものは、いくつあるか。 ただし、特に文中に記載した場合を除いて、特許出願は、外国語書面出願、国際特許出願、特許出願の分割に係る新たな…

H28 特実Q19

Q19.特許出願についての査定に対する審判又は特許法第162条に規定する審査(以下、「前置審査」という。)に関し、次のうち、正しいものは、どれか。 【枝1】 拒絶査定不服審判において、審査の手続に重大な欠陥があり、そのままでは審判の基礎に用いる…

H28 特実Q18

Q18.特許法又は実用新案法に規定する口頭審理に関わる審判手続について、誤っているものは、どれか。 【枝1】 口頭審理の期日の当日に交通機関の災害があり、当事者の出頭が困難であると判断される場合、審判長は、職権で期日を変更することができる。 …

H28 特実Q17

Q17.実施権に関し、次の(イ)~(ヘ)の設問のうち、正しいものの組合せは、どれか。 以下において、特許Aの権利者である甲は、特許Aに係る特許権について、乙に通常実施権を許諾し、その後、特許Aに係る特許権について、丙に専用実施権を設定し、その専用…

H28 特実Q16

Q16.特許無効審判、訂正審判又は特許無効審判における訂正の請求に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、正しいものは、いくつあるか。 【枝(イ)】 特許が発明Aについて特許を受ける権利を有しない者の特許出願に対してされたことは、特許法第123条第1項第6号(…

H28 特実Q15

Q15.次の一文は、旧特許法(大正10年法律第96号)第32条について判示した最高裁判所の判決の一部である。原文の漢数字を算用数字に改めたほか、一部を空白 α としてある。 なお、旧特許法第32条は、現行の特許法第25条に相当する。判決の引用文中「其ノ…

H28 特実Q14

Q14.特許法又は実用新案法に規定する再審に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、誤っているものは、いくつあるか。 1 1つ2 2つ3 3つ4 4つ5 5つ 【枝(イ)】 無効にした実用新案登録に係る実用新案権が再審により回復したときは、実用新案権の効力は、当該…

H28 特実Q13

Q13.特許出願に関し、次のうち、誤っているものは、どれか。ただし、特に文中に記載した場合を除いて、特許出願は、外国語書面出願、国際特許出願、特許出願の分割に係る新たな特許出願、出願の変更に係る特許出願又は実用新案登録に基づく特許出願では…

H28 特実Q12

Q12.特許異議の申立てに関し、次の(イ)~(ホ)のうち、誤っているものは、いくつあるか。 1 1つ2 2つ3 3つ4 4つ5 5つ 【枝(イ)】 外国語書面出願において、誤訳訂正書によらず、手続補正書を提出してなされた明細書の補正が、当該出願の願書に添付…

H28 特実Q11

Q11.特許出願の分割、実用新案登録に基づく特許出願又は出願の変更に関し、次のうち、誤っているものは、どれか。 【枝1】 特許出願の分割については、パリ条約において、「審査により特許出願が複合的であることが明らかになった場合には、特許出願人…

H28 特実Q10

Q10.職務発明に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、誤っているものは、いくつあるか。 1 1つ2 2つ3 3つ4 4つ5 なし 【枝(イ)】 使用者甲は、従業者乙がした職務発明については、契約においてあらかじめ甲に特許を受ける権利を帰属させることができると定…

H28 特実Q9

Q9.特許異議の申立てに関し、次のうち、正しいものは、どれか。 【枝1】 特許法第120条の5第1項の規定による通知(いわゆる取消理由通知)があった後は、特許権についての権利を有する者その他特許権に関し利害関係を有する者が、特許権者を補助するた…

H28 特実Q8

Q8.特許出願の審査及び出願公開に関し、次の(イ)~(ホ)の設問のうち、正しいものの組合せは、どれか。ただし、特に文中に記載した場合を除いて、特許出願は、外国語書面出願、国際特許出願、特許出願の分割に係る新たな特許出願、出願の変更に係る特許出願…

H28 特実Q7

Q7.特許無効審判又は延長登録無効審判に関し、以下の(イ)~(ニ)のうち、正しいものは、いくつあるか。 1 1つ2 2つ3 3つ4 4つ5 なし 【枝(イ)】 特許無効審判の請求人は、特許を無効にすべき旨の審決に対する訴えを提起することができる期間内であっ…

H28 特実Q6

Q6.特許法に規定する明細書等の補正に関し、次のうち、正しいものは、どれか。ただし、特に文中に記載した場合を除いて、特許出願は、外国語書面出願、国際特許出願、特許出願の分割に係る新たな特許出願、出願の変更に係る特許出願又は実用新案登録に基…

H28 特実Q5

Q5.特許法に規定する審決等に対する訴えに関し、次の(イ)~(ホ)のうち、誤っているものは、いくつあるか。 1 1つ2 2つ3 3つ4 4つ5 5つ 【枝(イ)】 特許異議の申立てについて特許の取消しの理由の通知を受けた特許権者は、審判長が指定した期間内に…

H28 特実Q4

Q4.特許権の侵害に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、誤っているものは、いくつあるか。 1 1つ2 2つ3 3つ4 4つ5 5つ 【枝(イ)】 裁判所は、特許権の侵害に係る訴訟においては、当事者の申立てにより、当事者に対し、当該侵害行為について立証するため必…